草食系イタリア男子?


相方ダニちゃんはフィレンツェ生まれ、フィレンツェ育ちのイタリア人。

イタリア人のくせに、(クセにって何だ?)
まるで日本人のように謙遜・反省・配慮・礼儀などを重んじることが出来る、物珍しくも大人しい草食系(?!!)イタリア人(爆)なのですが


それは何故か???!


(ダニちゃん)が生まれも育ちもフィレンツェであっても、実はフィレンツェ人の父と、島国であるサルデーニャ人の母の間に生まれた


イタリア内ミックス


であるということは前回も書きましたが(まだ見てない人はコチラから)



…どうやらココら辺に人格形成の根っこがある!

と思われるのです。



中世の都市国家の色合いが未だ濃いイタリア。 (これも前書きましたけど)

例えば同じトスカーナ州にある大きな街、フィレンツェとシエナは隣同士なのにご当地料理も違えば、イタリア語のアクセントも違います。

隣接しているのにコレですから、本土と島(特別州)では想像を絶するものがあると思いませんっ?(って、何故に疑問形…)



ましてやサルデーニャ!


サルデーニャ島は、同じ島民であっても地域が違えば、言葉(方言)を理解し合えなかったり(←これ本当)民族衣装も慣習も伝統も島の中で違うのです。つまるところイタリア本土なんて「違う国」と言えちゃうのです。


だからダニちゃんの父母は、ほぼ国際結婚。


違う文化を持つもの同士が1つ屋根の下にいるようになれば、
そりゃーーーぁ、いろいろなことが起こりますわな。


しーかーもっ!


文化の違い(?)に加えて、お互いが「超頑固」「絶対に自分が正しい」であったダニ両親は、カナリ激しく喧嘩をすることも日常茶飯事だったそうで…。(しかも基本的にイタリア人同士の喧嘩は半端ない激しさ&うるさい!)




喧嘩の最中、まだ幼いダニに

「アタシが正しいと思うでしょ?」
「俺の方が正しいと思うよな?」

と、どちら(フィレンツェとサルデーニャ)の考え方が正しいかを聞いて迫ることも多々あったとか。(幼い子供にコレは可哀相だと思うが)

どっちを悪者にもしたくなかったチビダニは「黙秘」か「避難」。



この自分の意見を率直に言えない(言ってはいけない)境遇やら、父母それぞれの故郷でかなり文化も習慣も違うという環境が、彼を半ば強制的に「草食系」に仕立て上げたようなもんだと、アタシは見ています。







確かに会う日本人みんなに「日本人みたいねぇー」と言われるダニ。





本人も「日本人になりたい」みたいです。。。(爆)




2 件のコメント:

  1. こんにちは☆
    ウチの夫も草食系ですよ。
    そして、恥ずかしがりや。
    でも、純ナポリ産。
    だから、ちょっとずるい。。。

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  2. > Shinoさま

    こんにちはー☆
    わざわざ来て頂いた上にコメントまで頂けて
    とても嬉しいです。本当にありがとうございます!

    旦那様、草食系ですか?
    なんだかとっても親近感(って失礼ですね。。)

    またShinoさんのところにお邪魔させていただいて
    草食ながらもちょっとズルイ?旦那様の様子など
    拝見させて頂きたいと思っています。:D 楽しみデス!

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