南のオンナ


ご存知の方も多いとは思いますけど、イタリアってのは南北に長いブーツの形をした半島と周りの島々で構成されております。

イタリアと一口に言っても、、、

例えば

イタリアの製品で有名なワインで言うなら、ワインは色々な土地でそれぞれ品種の違うブドウを使用して、違う製法や熟成方法で作られていたり、と本当にいろーんな地域があって奥が深いのです。

でも、ワインのことに関してはワイン通、ワイン好きやソムリエなんかでないと、そこまで詳しくないでしょうし、単純に「ワイン=イタリア」というイメージなるのはごく自然ですよね。


…とまぁ、こんな感じ(?)で

ワインがイタリアの特産品として世界的に有名なように、イタリアンマンマもまた、地域の違いはさておき、その存在自体が世界に名を馳せるイタリアの特産(?)だと思われるのです。






そう!あの「肝っ玉母さん」・「子供に干渉しまくり」で有名
イタリアンマンマ!






でもまぁ、先にも言ったように北から南、各地域で特色や風土も大きく違うわけでして(しかも慣習や方言、イントネーションもかなり違う!)

つまりは中世、まだイタリアが1つの国家として統一される前の都市国家的な感覚が今もヒッジョ~に色濃く残っておるんであります。
(現に出身を「イタリア」とは言う人間は少ない=自分の街の名を言う)


それはマンマに関しても同じで「南に行けば行くほど」暑さ?に比例して
家族の結束が強くなる(←ほら、南のナポリはマフィアの結束で有名)ので「南に行くほどマンマ度数も強くなる」と言われます。




んで、ここでアタシの相方のダニですが、

…彼はフィレンツェ生まれ。

フィレンツェはイタリアを南北で考えて、ほぼ真ん中に位置しているので、南部に比べるほどマンマ度数もキョーレツではないハズなのですが
(…それでも「イタリアンマンマ」には変わりないので注意。)



…なーんと、計算違いか、彼はミックス!(ハーフ)


父親が生粋のフィレンツェ人(フィオレンティーノ)でも、
実は、彼の母親は、、イタリア人にも「あそこはイタリアではない」と言われるサルデーニャ島の人だったのです!


サルデーニャって、、、思いっきり南だし!


ってか、半島から飛び出してるし!


そう、南ってだけではなく
更に特殊な文化をもつ「島国」の人なのでした!!!



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